「電気せいろが気になるけど、デメリットが多いなら買って後悔しそう…」
SNSやテレビで話題の電気せいろですが、カビや手入れの手間が心配でなかなか購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、電気せいろのデメリットを7つに整理し、それぞれの具体的な対策まで徹底解説します。
デメリットだけでなく対策やメリットも網羅しているので、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクを大幅に減らせます。
電気せいろ選びで損をしたくない方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
【購入前に必ず確認】電気せいろのデメリット7選

電気せいろには便利な面が多い一方で、購入前に知っておきたいデメリットも存在します。
ここでは代表的なデメリットを7つに整理しました。
① カビが生えやすく乾燥に気を遣う
電気せいろの最大のデメリットは、木製せいろにカビが生えやすいことです。
天然素材の竹や杉は水分を吸収しやすく、使用後に湿ったまま放置するとカビが発生するリスクがあります。
| 項目 | 詳細 |
| 原因 | 竹や杉などの天然素材が水分を吸収しやすい |
|---|---|
| 発生しやすい条件 | 湿気の多い場所での保管、使用後の乾燥不足 |
| 対策の難易度 | コツを押さえれば簡単に防げるレベル |
ただし、使用後に風通しのよい場所で立てて乾燥させるなど、基本的なケアを守ればカビのリスクは大幅に下がります。
具体的なカビ対策はこちらで解説しています。
② 本体が丸洗いできずお手入れに手間がかかる
電気せいろは電源部分を含む本体があるため、丸洗いができない点もデメリットです。
木製のせいろ部分も洗剤の使用が推奨されておらず、基本は水洗いかサッと拭くお手入れになります。
- 本体は水を含ませた布巾で拭く程度のお手入れが基本
- せいろ部分は水洗い後にしっかり乾燥させる必要がある
- 油汚れがひどい場合のみ薄めた中性洗剤を使用する
- 蒸し鍋やトレイなどのパーツは取り外して水洗いが可能
とはいえ、油を使わない蒸し調理なので、フライパン料理に比べるとギトギト汚れが少ないのは嬉しいポイントです。
クッキングシートを活用すれば、洗い物の手間をさらに減らすことも可能です。
③ ガス火より火力が穏やかで加熱ムラが出やすい
電気せいろは電気ヒーターで水を沸騰させる仕組みのため、ガスコンロと比べると火力が穏やかです。
そのため上下の段で加熱にムラが生じることがあります。
| 比較項目 | 電気せいろ | ガス火+せいろ |
| 火力 | 穏やか(480〜800W) | 強火も可能 |
|---|---|---|
| 加熱ムラ | 上下の段で差が出やすい | 均一に近い |
| 火加減の調整 | 不要(自動制御) | 手動で調整が必要 |
| 安全性 | 火を使わず安心 | 火災リスクあり |
火力が穏やかな点はデメリットですが、裏を返せば「ほったらかしでも焦げない安全性」というメリットでもあります。
途中で上下の段を入れ替えれば、加熱ムラも簡単に解消できます。
④ 炊飯器ほどのサイズで置き場所に困る
電気せいろは本体にせいろを重ねるため、それなりの高さと幅が必要です。
代表的な機種の外形寸法を見ると、炊飯器とほぼ同程度のサイズ感になります。
- エムケー精工 TEGARU SEIRO(18cm):幅221×奥行240×高さ298mm
- APIX むしざんまい:幅290×奥行237×高さ280mm
- キッチンの棚や引き出しに収まらない場合がある
- せいろは本体と別に保管する必要があり、さらにスペースが要る
ただし、天然木のせいろはナチュラルなデザインなので、キッチンに出しっぱなしにしてもインテリアに馴染みやすいです。
「見せる収納」として活用している方も多くいます。
⑤ 木製せいろ部分は消耗品で交換が必要
電気せいろに付属する竹や杉のせいろは、使い続けるうちに劣化していく消耗品です。
使用頻度にもよりますが、1〜2年程度で交換が目安とされています。
- 天然素材は使用するうちに色が変わったり、ひび割れが生じることがある
- 交換用のせいろはメーカー公式サイトや通販サイトで購入が可能
- 市販の同サイズせいろを代用できる機種もある
消耗品というとマイナスに感じますが、新しいせいろに交換すると杉や竹の清々しい香りが復活します。
定期的に「新品の木の香り」を楽しめると前向きに捉えることもできるでしょう。
⑥ 一度に蒸せる量が少なく大家族には不向き
電気せいろの多くは18〜21cm径のコンパクトサイズで、1〜2人分の調理に最適な設計です。
3人以上の家族には一度の調理量が足りないと感じるケースがあります。
| せいろサイズ | 目安の人数 | 入る量の例 |
| 15cm | 1人 | 肉まん1個、焼売4個程度 |
|---|---|---|
| 18cm | 1〜2人 | 肉まん2個、蒸し野菜1人分 |
| 21cm | 2〜3人 | 肉まん3個、おかず2品程度 |
2段蒸しを活用したり、21cmの大きめモデルを選んだりすれば、3人家族でも十分に対応できます。
選び方のポイントも参考にしてみてください。
⑦ 食材のにおいや色がせいろに移ることがある
天然素材のせいろは食材のにおいや色が付着しやすいというデメリットもあります。
特にカレー風味の食材やキムチなど香りが強い食品を蒸した後は、せいろににおいが残ることがあります。
- クッキングシートを敷いて蒸すことでにおい移りを最小限にできる
- においの強い食材を蒸した後は、柑橘類の皮を空蒸しするとリセットできる
- 色移りはせいろの「味」として楽しむ姿勢も大切
木製のせいろは使い込むほどに経年変化を楽しめる道具でもあります。
対策をしっかり行えば、日常的な使用で困るレベルのにおい移りはほとんど起きません。
電気せいろのデメリットを解消する7つの対策

前章で紹介したデメリットには、それぞれ明確な対策が存在します。
ここでは誰でも簡単にできる7つの対策を紹介します。
① クッキングシートを敷いてカビ・汚れを防ぐ
電気せいろのカビ・汚れ対策で最も手軽かつ効果的なのが、クッキングシートの活用です。
せいろの底にシートを敷くだけで、食材の汁や油がせいろに直接触れるのを防げます。
- せいろ専用のクッキングシートは穴あきタイプがおすすめ(蒸気が通りやすい)
- 一般的なクッキングシートをせいろのサイズにカットしてもOK
- キャベツやレタスなどの葉物で代用することも可能
- 使い捨てなので衛生面でも安心できる
この方法を取り入れるだけで、せいろの汚れが激減し、カビの原因となる食材カスの付着を防止できます。
ズボラな方でも続けやすいのでおすすめの対策です。
② 使用後は立てて風通しのよい場所で自然乾燥させる
電気せいろのカビ予防には、使用後の乾燥が何より重要です。
せいろを重ねたまま放置せず、1枚ずつ立てて風通しのよい日陰で自然乾燥させましょう。
- 水洗い後は清潔な布巾で軽く水気を拭き取ってから立てて乾かす
- 直射日光はひび割れや変色の原因になるため日陰に置くのがベスト
- 湿度の高い梅雨時期はエアコンの効いた室内で乾かすと安心
- 完全に乾いてから収納すればカビの発生率は大幅に下がる
乾燥にかかる時間は2〜3時間程度で、食後の片付けのタイミングで立てかけておけば寝る前にはしっかり乾きます。
特別な手間は必要ありません。
③ 2段蒸しと途中入れ替えで加熱ムラを解消する
電気せいろの加熱ムラは、蒸している途中で上下の段を入れ替えるだけで簡単に解消できます。
蒸し時間の半分が経過した時点で入れ替えるのがコツです。
- 20分蒸す場合は10分経過時点で上下を入れ替える
- 火の通りにくい食材は下段(蒸気に近い側)に配置する
- Ocrasi O’MUSUのように6段階の火力調節ができる機種なら微調整も可能
多くの電気せいろユーザーがこの方法で均一な仕上がりを実現しています。
一手間加えるだけなので、ぜひ取り入れてみてください。
④ 出しっぱなしでもおしゃれな「見せる収納」にする
電気せいろの置き場所に悩むなら、あえてキッチンのカウンターに出しっぱなしにする「見せる収納」がおすすめです。
天然木のせいろはナチュラルな質感があり、キッチンのインテリアに自然と溶け込みます。
- キッチンカウンターの端やレンジ台のスペースを活用する
- 本体とせいろを重ねたままの状態で約30cm四方のスペースがあれば十分
- 使いたい時にすぐ使える利便性と「片付けなくていい」ラクさも両立できる
出しっぱなしにすることで使用頻度も自然と上がり、結果的に電気せいろを無駄にしないという好循環が生まれます。
⑤ せいろの交換は「新品の香りを楽しむイベント」と考える
木製せいろが消耗品であることをネガティブに感じる必要はありません。
むしろ1〜2年に一度、新品の杉や竹の香りを楽しめる「リフレッシュの機会」と考えるのがおすすめです。
- 新品のせいろは木の清々しい香りが料理全体に広がる
- 交換用せいろは各メーカーの公式サイトや通販サイトで購入できる
- ライソン点心爛漫は市販の15〜21cmせいろにも対応しているため入手が簡単
鉄のフライパンやまな板と同じく、道具を育てながら使い、適切なタイミングで新調する楽しみがあるのも電気せいろの魅力です。
⑥ 21cmタイプや延長輪の活用で容量アップできる
容量が足りないと感じる方は、21cmタイプのモデルを選ぶか、延長輪を活用することで調理量を増やせます。
家族構成や使い方に合わせたサイズ選びがポイントです。
| 対策方法 | 効果 |
| 21cmモデルを選ぶ | 18cmに比べて約1.4倍の面積で2〜3人分に対応。エムケー精工EM-215Kなど |
|---|---|
| 延長輪を使う | 高さのある器を入れたり、茶碗蒸しなどの背の高い調理が可能に |
| 2段蒸しを活用する | 上下2段で同時に違うおかずを蒸せるため、実質的な容量が2倍に |
Ocrasi O’MUSUなら最大3段まで重ねて蒸すことができるので、大家族でも一度の調理で複数のおかずを仕上げられます。
⑦ 柑橘類の皮を蒸してにおい移りをリセットする
においの強い食材を蒸した後は、レモンやみかんなど柑橘類の皮をせいろに入れて空蒸しするとにおいをリセットできます。
柑橘に含まれるリモネンという成分が消臭効果を発揮します。
- 柑橘類の皮をせいろに入れて10〜15分ほど蒸すだけでOK
- 普段からクッキングシートを敷いておけばにおい移り自体を減らせる
- 重曹を溶かした水で受け皿を拭くのも効果的
におい移りの対策は簡単なものばかりなので、過度に心配する必要はありません。
ちょっとした工夫で快適に使い続けることができます。
電気せいろの失敗しない選び方3つのポイント

電気せいろのデメリットと対策がわかったところで、次は失敗しない選び方を確認しましょう。
購入前にチェックすべきポイントは大きく3つあります。
せいろのサイズは家族構成に合わせて選ぶ
電気せいろのサイズ選びは購入後の満足度を大きく左右します。
1〜2人暮らしなら18cm、3人以上の家族なら21cmを基準に選ぶのがおすすめです。
| サイズ | おすすめの人 | 代表的な機種 |
| 15cm | 一人暮らしで少量を蒸したい方 | ライソン 点心爛漫(KDSC-002B) |
|---|---|---|
| 18cm | 1〜2人暮らしの方 | エムケー精工 TEGARU SEIRO(EM-185K) |
| 21cm | 2〜4人家族の方 | エムケー精工 EM-215K、Ocrasi O’MUSU |
「迷ったら大きめ」が失敗しにくい選択です。
小さいせいろで何度も蒸し直すより、21cmでまとめて調理する方が時短にもなります。
タイマーや温度調節の機能で使い勝手が変わる
電気せいろはタイマーの設定範囲や温度調節機能が機種によって異なります。
自分の使い方に合った機能を備えた製品を選ぶことが重要です。
| 機能 | 詳細 | 該当する主な機種 |
| タイマー最大30分 | 簡単な蒸し料理なら十分。肉まんや焼売に最適 | APIX むしざんまい、ライソン 点心爛漫 |
|---|---|---|
| タイマー最大60分 | 蒸し鶏やプリンなど長時間調理にも対応できる | エムケー精工 TEGARU SEIRO、サンコー |
| タイマー最大90分 | パンの発酵や低温調理にも使える | Ocrasi O’MUSU |
| 火力調節機能 | 繊細な火加減を要する茶碗蒸しなどに便利 | Ocrasi O’MUSU(6段階) |
冷凍食品の温め程度ならタイマー30分で十分ですが、本格的な蒸し料理に挑戦したいなら60分以上の製品が安心です。
お手入れのしやすさとパーツの入手しやすさを確認する
長く使い続けるためには、お手入れのしやすさと交換パーツの入手しやすさも重要な選定基準です。
せいろ以外のパーツが取り外し可能かどうかを事前に確認しましょう。
- 蒸し鍋や受け皿が取り外せる機種は水洗いがラクでお手入れしやすい
- 交換用せいろがメーカー公式サイトで購入できるか確認しておく
- 市販の汎用せいろに対応している機種なら、選択肢が広がり長く使える
- パーツ数が少ないシンプルな構造の方が日常の片付けがラク
APIX むしざんまいは蒸し鍋が取り外し可能で水洗いでき、ライソン 点心爛漫は市販の15〜21cmせいろにも対応しているため交換時の選択肢が豊富です。
電気せいろのおすすめ人気機種を比較

デメリットの対策と選び方を踏まえた上で、人気の電気せいろ5機種を比較します。
それぞれの特徴を把握して、自分に合った1台を見つけましょう。
エムケー精工 TEGARU SEIRO(EM-185K / EM-215K)
エムケー精工の「TEGARU SEIRO」は、電気せいろブームの火付け役ともいえる人気機種です。
天然杉のせいろを採用しており、木の香りが料理に移ることで本格的な蒸し上がりを楽しめます。
| 項目 | EM-185K(18cm) | EM-215K(21cm) |
| せいろ径 | 18cm | 21cm |
|---|---|---|
| 消費電力 | 480W | 480W |
| タイマー | 最大60分 | 最大60分 |
| 外形寸法 | 幅221×奥行240×高さ298mm | 幅250×奥行260×高さ325mm |
| 重量 | 約1.5kg | 約2.0kg |
| 付属品 | せいろ2個・延長輪1個・フタ・レシピブック(24品) | せいろ2個・延長輪1個・フタ・レシピブック(30品) |
| 参考価格 | 約12,800円前後 | 約14,000円前後 |
独自開発の蒸気筒により効率よく蒸気が行き渡る設計がされています。
1〜2人暮らしなら18cm、家族で使うなら21cmを選びましょう。
APIX アピックス むしざんまい(AMZ-450)
APIXの「むしざんまい」は800Wのハイパワーが特徴の電気せいろです。
竹製のせいろを採用しており、抗菌性・調湿性に優れた蒸し上がりが期待できます。
| 項目 | 仕様 |
| せいろ径 | 20cm(内径18cm) |
|---|---|
| 消費電力 | 800W |
| タイマー | 最大30分 |
| 外形寸法 | 幅290×奥行237×高さ280mm |
| 重量 | 約2.0kg |
| 付属品 | 竹せいろ2個・フタ・蒸し鍋・レシピブック(8品) |
| 参考価格 | 約7,500〜8,500円前後 |
蒸し鍋が取り外して水洗いできるため、お手入れのしやすさも魅力です。
ハイパワーで素早く蒸し上げたい方や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめの1台です。
LITHON ライソン 点心爛漫(KDSC-002B)
ライソンの「点心爛漫」は冷凍食品の温めに特化した電気せいろです。
消費電力400Wでコンパクトな15cmせいろが付属しており、手軽さとコスパの両立が魅力の製品です。
| 項目 | 仕様 |
| せいろ径 | 15cm(市販の15〜21cmせいろにも対応) |
|---|---|
| 消費電力 | 400W |
| タイマー | 最大30分 |
| 重量 | 本体約550g+せいろ約340g |
| 付属品 | 15cmせいろ2個・フタ・受け皿・ガイド冊子付きレシピ(5品) |
| 参考価格 | 約6,980円 |
市販の15〜21cmせいろに対応した受け皿が付属しているため、将来的にサイズアップしたい場合にも柔軟に対応できます。
一人暮らしの方やまず手軽に電気せいろを試したい方に最適です。
Ocrasi O’MUSU 電気せいろ
Ocrasi O’MUSUは6段階の火力調節やタッチパネル操作を備えた多機能タイプの電気せいろです。
21cmの天然杉せいろが付属し、最大3段まで重ねて蒸すことができるため、家族での使用にも対応します。
| 項目 | 仕様 |
| せいろ径 | 21cm |
|---|---|
| タイマー | 最大90分(1分単位で設定可能) |
| 火力調節 | 6段階 |
| 操作方式 | タッチパネル |
| モード | 蒸すモード(4段階)+保温モード(5段階) |
| 安全機能 | 空焚き防止、マグネット式プラグ |
| 最大段数 | 3段 |
| 参考価格 | 約25,800〜27,800円 |
保温モードを活用すれば発酵パンの生地づくりや低温調理にも対応でき、蒸し料理以外の用途にも活躍します。
多機能で長く幅広く使いたい方に最適なプレミアムモデルです。
デメリットだけじゃない!電気せいろのメリット5選

ここまでデメリットと対策を詳しく解説しましたが、電気せいろにはデメリットを上回る大きなメリットがあります。
ここでは代表的な5つのメリットを紹介します。
① タイマーセットでほったらかし調理ができる
電気せいろの最大のメリットは、食材を入れてタイマーをセットするだけで調理が完了する「ほったらかし調理」です。
火加減の調整が一切不要なので、蒸している間に他の家事や仕事に集中できます。
- 水と食材をセットしてタイマーを回すだけの3ステップ調理
- 火を使わないため、小さな子供がいる家庭でも安心して使える
- タイマー完了後は自動で加熱が止まるので焦げる心配がない
- 朝の忙しい時間帯でも、セットひとつであと一品追加できる手軽さ
ガス火のせいろでは常に火の番が必要ですが、電気せいろならその必要がありません。
忙しい現代のライフスタイルにぴったりの調理家電といえます。
② 油を使わないヘルシーな蒸し料理が手軽に作れる
蒸し料理は油を使わずに調理できるため、カロリーや脂肪分を抑えたヘルシーな食事が手軽に実現します。
健康志向の方やダイエット中の方に特におすすめの調理法です。
- 蒸し調理は茹でるよりもビタミンCやカリウムなどの水溶性栄養素が流出しにくい
- 肉の余分な脂が蒸気で落ちるためカロリーカットにもつながる
- 素材本来の甘みが増すため調味料を控えめにできる
厚生労働省が推奨する「日本人の食事摂取基準」においても、茹でるよりも蒸す調理法の方がカリウムなどの栄養素損失を抑えられることが示されています。
③野菜の甘みや肉のジューシーさが格段に引き出される
電気せいろで蒸した野菜は電子レンジと比較して、甘みやほくほく感が格段にアップします。
高温の蒸気がじっくりと食材全体を包み込み、素材の旨みを逃さず引き出してくれます。
- さつまいもやブロッコリーの甘さが驚くほど際立つ
- 鶏むね肉もパサつかず、しっとりジューシーに仕上がる
- 木製せいろが余分な水分を吸収するためベチャつかない
- 天然木の香りが料理にほのかに移り、風味がワンランクアップする
同じ食材でも調理法を変えるだけでここまで味が変わるのかと驚く方が多いのが電気せいろの実力です。
一度この味を知ると手放せなくなるという声も少なくありません。
④ 蒸し上がったせいろをそのまま食卓に出せる
電気せいろは蒸し上がったらせいろごと食卓に出すことができます。
別の皿に盛り付ける手間が省ける上に、温かいまま食事を楽しめるのが大きな魅力です。
- 洗い物が減り、片付けの時短になる
- 湯気が立ちのぼるせいろの見た目が食卓を華やかに演出する
- 家庭で中華料理店のような雰囲気を気軽に楽しめる
- 来客時のおもてなし料理としても喜ばれるプレゼンテーション
家族で食卓を囲んで、蒸し立ての料理をせいろから直接取り分ける時間は格別です。
食事そのものがイベントのような楽しいひとときに変わります。
⑤ 冷凍食品や残り物の温め直しがふっくら仕上がる
電気せいろは冷凍食品や冷めた料理の温め直しにも大活躍します。
電子レンジでは固くなりがちな肉まんやシュウマイも、蒸気で温め直すとふっくらモチモチの仕上がりになります。
- 冷凍の肉まんが蒸し立てのような食感に復活する
- 冷やご飯も炊きたてのようなふっくら感が楽しめる
- 冷めたパンも蒸すだけでふわふわの食感に戻せる
- 前日の残り物もレンジ温めとは一段違うおいしさに仕上がる
「蒸し料理は特別な時だけ」と思われがちですが、冷凍食品の温め用途だけでも十分にもとが取れるほど活躍する便利な調理家電です。
電気せいろが向いている人・向いていない人

電気せいろはすべての人に最適な調理家電とは限りません。
向いている人と向いていない人の特徴を整理したので、自分がどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。
向いている人の特徴
電気せいろの特性を活かせるのは、手軽さとヘルシーさを両方求めている方です。
以下の特徴に当てはまる方なら、電気せいろを購入して満足度が高い傾向にあります。
- 忙しくて料理に時間をかけられないが、健康的な食事をしたい方
- 冷凍食品や作り置きおかずを美味しく温め直したい方
- 油を控えたヘルシーな調理法に興味がある方
- 食卓を華やかに演出したい方やおもてなし料理を出したい方
- 火を使わない安全な調理家電を探している方
電気せいろは「ほったらかしでヘルシー」という、忙しい現代人のニーズに合致したアイテムです。
上記に2つ以上当てはまる方は導入を前向きに検討してよいでしょう。
向いていない人の特徴
一方で、以下の特徴に当てはまる方は電気せいろを購入しても使いこなせない可能性があります。
購入前に自分のライフスタイルと照らし合わせて確認しましょう。
- 調理器具のお手入れ(乾燥や手洗い)が苦手で続けられない方
- 5人以上の大家族で一度に大量の料理を作る必要がある方
- キッチンに全くスペースの余裕がなく、収納場所を確保できない方
- 蒸し料理にあまり興味がなく、揚げ物や炒め物中心の食生活の方
ただし、「お手入れが苦手」という方でもクッキングシートの活用で手間を最小限にできます。
対策のセクションを読んだうえで再検討してみるのもおすすめです。
電気せいろとガス火用せいろの違いを比較

「電気せいろよりガス火用のせいろの方がいいのでは?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは両者のメリット・デメリットを比較します。
電気せいろとガス火用せいろのメリット・デメリット
電気せいろとガス火用せいろには、それぞれ異なる強みと弱みがあります。
自分の生活スタイルに合った方を選ぶことが大切です。
| 比較項目 | 電気せいろ | ガス火用せいろ |
| 火加減 | 自動制御で調整不要 | 手動で常に火の番が必要 |
|---|---|---|
| 安全性 | 火を使わず安全。タイマーで自動停止 | 火災リスクがあり目を離せない |
| 火力 | 穏やか(480〜800W) | 強火も可能で加熱が速い |
| 設置場所 | コンセントがあればどこでもOK | コンロが必要(IH非対応の場合も) |
| 価格帯 | 約7,000〜28,000円 | せいろ単体で1,000〜5,000円程度 |
| サイズの選択肢 | 15〜21cm程度に限定 | 15〜30cm以上まで幅広い |
| 手軽さ | セットするだけ、ほったらかし可能 | 火の管理が常に必要 |
本格的な中華料理を極めたい方にはガス火用が向いていますが、日常使いで手軽に蒸し料理を楽しみたい方には電気せいろの方が圧倒的に便利です。
忙しい人には電気せいろが断然おすすめ
仕事や家事で忙しい方には、火の番が不要でほったらかし調理ができる電気せいろが断然おすすめです。
コンロを占有しないため、他の料理と並行して蒸し料理を作ることもできます。
- 朝食の準備中にせいろで蒸し野菜を同時調理できる
- 夕飯の支度でコンロが全部埋まっていても、電気せいろなら別の場所で蒸せる
- 火の消し忘れの心配がなく、小さな子供がいても安心して使える
- 在宅ワーク中のランチ準備にも、セットして仕事に戻るだけでOK
電気せいろは「調理の安全性」と「時間の有効活用」を両立できる唯一の蒸し調理方法です。
忙しい毎日にゆとりを生み出すアイテムとして活躍してくれるでしょう。
電気せいろのお手入れ方法と長持ちさせるコツ

電気せいろを長く快適に使い続けるためには、正しいお手入れが欠かせません。
ここでは基本的な手順からカビ対処法、保管ルールまでをまとめました。
使用後の基本的な電気せいろのお手入れ手順
電気せいろのお手入れは難しくありません。
使用後にサッと実行するだけでせいろを清潔に保つことができます。
- せいろが冷めたら食材カスを取り除く
- ぬるま湯で軽く水洗いする(洗剤は基本不要)
- 清潔な布巾で水気を拭き取る
- 風通しのよい日陰で1枚ずつ立てて自然乾燥させる
- 本体は固く絞った布巾で拭く(水洗い不可)
慣れてしまえば5分もかからない作業です。
フライパンの油汚れを洗うよりも簡単だと感じる方も多いでしょう。
カビが生えてしまった場合の電気せいろの対処法
万が一カビが生えてしまっても、軽度であれば対処可能です。
慌てずに以下の手順で対応しましょう。
- 軽度のカビはぬるま湯に食酢を少量混ぜた液で拭き取ると効果的
- カビを拭き取ったら風通しのよい場所でしっかり乾燥させる
- 広範囲にカビが進行している場合は、衛生面を考慮してせいろの交換を検討する
- 漂白剤の使用は天然木を傷めるため避けた方がよい
カビは早期発見・早期対処がポイントです。
日常的にしっかり乾燥させていればカビが発生する確率は極めて低いので、過度な心配は不要です。
せいろを長持ちさせるための保管ルール
せいろの寿命を延ばすためには、保管方法にもいくつかのコツがあります。
正しい保管を習慣にすることで、1〜2年以上快適に使い続けることが可能です。
- 完全に乾燥させてから収納する(これが最も重要)
- 直射日光の当たらない、風通しのよい場所に保管する
- 密閉された棚や引き出しの奥は湿気がたまりやすいので避ける
- 長期間使わない場合は新聞紙で包んでおくと湿気を吸収してくれる
せいろは天然素材だからこそ、丁寧に扱うほどに味わいが増す道具です。
ちょっとした気配りで長く愛用できるパートナーになってくれます。
電気せいろに関するよくある質問
電気せいろについて多くの方が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
購入前の疑問をここで解消しておきましょう。
電気せいろの電気代はどのくらい?
電気せいろの消費電力は機種によって400W〜800W程度です。
例えば480Wの製品を30分使った場合の電気代は約7〜8円です。
週に1回30分使用した場合、年間の電気代は約400〜500円程度と試算されており、家計への負担はほぼありません。
電気せいろで作れる料理は何がある?
肉まん、焼売、蒸し野菜、蒸し鶏、蒸し魚、茶碗蒸し、プリン、蒸しパンなど、幅広い料理に対応しています。
TEGARU SEIROには24品、むしざんまいには8品のレシピブックが付属しており、蒸し料理初心者でもすぐに始められます。
また、冷凍食品の温め直しにも大活躍します。
電気せいろで茶碗蒸しは作れる?
延長輪が付属している機種(エムケー精工 TEGARU SEIROなど)であれば、高さのある器を入れて茶碗蒸しを作ることが可能です。
また、Ocrasi O’MUSUなら6段階の火力調節で弱火に設定できるため、繊細な火加減が求められる茶碗蒸しにも向いています。
ただし茶碗蒸しには「す」が入らないよう温度管理が重要なため、火力調節機能のある機種を選ぶのがおすすめです。
電気せいろのせいろはどこで買い替えできる?
交換用のせいろは各メーカーの公式サイトやオンラインショップで購入できます。
エムケー精工は公式サイトで交換パーツを販売しています。
ライソン 点心爛漫のように市販の15〜21cmせいろに対応している機種なら、竹製品の専門店やネット通販でも調達が可能です。
電気せいろのデメリットまとめ|対策を知れば怖くない
電気せいろには「カビが生えやすい」「丸洗いできない」「置き場所をとる」などのデメリットがあります。
しかし、どれもクッキングシートの活用や乾燥の習慣づけなど簡単な対策で解消できるレベルのものばかりです。
- 電気せいろのデメリットはカビ・手入れ・置き場所・火力・容量・消耗品・におい移りの7つ
- いずれもクッキングシートや乾燥習慣などの簡単な対策で解消が可能
- サイズ・タイマー・お手入れのしやすさの3点で選ぶと失敗しにくい
- ほったらかし調理やヘルシーさなど、デメリットを上回るメリットが多い
- 忙しい方やヘルシーな食事を手軽に楽しみたい方には特におすすめ
デメリットを正しく理解し、対策を知った上で選べば電気せいろは毎日の食卓をワンランクアップさせてくれる頼もしいパートナーになります。
気になる機種があった方は、ぜひ各製品の詳細をチェックして自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
